DVDレビュー 岡本裕士 『鬼極め一番絞り』
JUGEMテーマ:ブラジリアン柔術
どうもこんにちは。藤原です。
久しぶりにテクニックDVD見ましてね。レビューを書きたいと思います。
ここ最近は私はAOJオンライントレーニングを挫折してから、もう何もみるまい。と思ってたんですよね。正直技なんて、誰か上手な人に教えてもらえばよいし、それが一番いいと思っていたんですよ。
さらに言えば今、私が、Let's BJJで制作しているYoutube動画の全ては、私が今知りたいことや、長年謎だったことを、黒帯の先生にとことん突っ込んで聞く。というかなり贅沢な企画なのですが、それで色々疑問が解決しているんですね。オンライントレーニングや教材DVDのように一方通行と違って、「いやいや、ちょっとまって、そこわからない。」というのを、割り込んで色々聞けるのがいいんです。これは正直長年の夢だったんですね。
ただ、それが視聴者置いてけぼりになるのかな?と思いきや、割りと反応もよいので、それはこのまま続けていこうと思います。まだまだ謎が沢山あるので。
でまぁこの一番絞りのDVDに関してですが、実はその前に発売されてた岡本さんの手作りのやつを買ってたんですよ。ただ、買ったはいいけど、途中で見るのやめたんですよ。
内容はいいんですけどね・・・もう画質が昭和の裏ビデオみたいな感じだったので、見る気がなくなってきたんですよね。なんか家庭用のレコーダーで作ったメニュー画面とかで、なんだこれは??って思いましたね。
余談ですが、手作り教則動画といえば、大賀先生の手作りDVDもすごかったですね。(昔のやつ)固定カメラから見切れてたり、声が拾えてなかったり、完全にAVの隠し撮り風なんですよ。いや、もちろん内容はいいんですよ。
今回の鬼極め一番絞りは、国内柔術動画最高峰の制作チーム「フルフォース」制作版ということで、安心のクオリティですよ。まずそこで大きな差がついている。まず見る気になるんですね。前のやつとは大違い。
実は私もスパーで一番絞りをよく使うんですよ。クロスニーで脚抜けないところから強引にいくチョークが好きなんですね。ただ、極まるときと極まらない時がある。で、このDVDを見て手の形が間違っているということと、相手の背中の帯の取り方、脇のぶつけ方などがわかって、目からウロコでしたね。
また、あらゆるポジションからの一番絞りへのつなぎ方が紹介されているので、まずは絞め方を覚えてから、入り方のバリエーションを増やして行こうかなと思っています。
今回のDVDの最大の特徴は、極めにこだわっているところですね。スイープする。とかポイントをとる。とかじゃなくて、一番絞りで一本取る。ってのが最大のテーマなんですよ。そういう教則DVDありそうでないんですよね。
柔術やっていたら、やっぱりスパーでも試合でも一本取りたいわけです。相手が参ったすれば、そりゃ明確な勝ちですからね。そして、相手も自分もうまくなればなるほど、一本取るのって難しくなるんですよ。
ですが、岡本さんは実際に試合で一本取りまくっているわけです。このDVDの最後でも、結構派手な一本取りシーンが収められていて、個人的には小野瀬龍也戦2013年での一番絞りが強烈ですね。小野瀬選手は落ちてしまいます。すごいですから、是非買ってみてみてください。
ところで、私がはじめて岡本さんの試合をみたのは、この2014年のリバーサイドでの試合だったんですが、そりゃもう気迫がすごかったですね。まじで鬼か?とおもうほどの気迫を感じましたよ。この時の決まり手は、小手絞りでした。
そして、今は岡本さんと自分は仲良くさせてもらっているんですが、胸にLet's BJJのパッチをつけてくれているのがうれしいですね。
そんな気になるDVDですがコチラから買えます。価格は5000円です。
なんでも次回作、コムロック編も制作決定したらいいので、楽しみですね。
- 2017.11.14 Tuesday
- 柔術DVDレビュー
- 15:29
- comments(2)
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- by 藤原
ブラジリアン柔術の場合、柔道みたいな公式昇段試合がないから、色帯は自称でも大丈夫って本当ですか?