被災した道場。熊本TATORU(タトル)出稽古記 その1
熊本に被災した道場があると聞く。その名もTATORU(タトル)。そのことを心配して、柔術家たちが、道場復旧のために募金活動をしていた。なんとも仲間思いな連中だろうか・・・私は募金しなかったが・・。
さて、そのTATORU(タトル)の代表、高亀さんから、「let'sbjjのスポンサーになりたいのだけれど。」という連絡が入ったときは驚いた。なんでも前からこのブログのファンだったらしい。見ればわかるだろうけれど、ここの所、このブログはお金をもらって運営している。そのおかげで私も、続けて記事もかけるし、スポンサーと共同で動画も作れる。そして、今回熊本がどうなっているのかをこの目で見る機会を与えてもくれた。ブログやってて本当に良かった。
おそらく募金をした、心あるみなさんも興味のあるレポートだと思う。同時に一切募金をしなかった私が、お金をもらって、熊本に行くことに抵抗ある方もいるかもしれない。そういう人は見なくてもいい。ただ、私は、この目で熊本を見に行った、ただ一人の東京の柔術家である。それだけは確かだ。
さて、今回熊本には、私の新作道着 Let'sBJJギプロトタイプを持参した。なんでもTATORU(タトル)はものすごいオシャレな道場と聞くので、私の一張羅を持参したわけだ。このギはなぜプロトタイプかというと、まだ、この熱圧着の耐久テストが終わってないからだ。今後この熱圧着パッチを製品化するにあたって、何度かテストしないといけない。
5月21日土曜日、天気は晴れ。飛行機から見る、熊本はブルーシートが屋根に貼られたところが多い。震災の爪あとだ。ちょっと暗い気持で飛行場につくと・・
めっちゃ笑顔のTATORU(タトル)の会員さん2名(左側 前田さん(紫帯) 右側 三池さん(青帯))が迎えにきてくれていた。手に持った紙に薄い字で「ようこそTATORUへ」と書いてあった。三池さんとはFacebookの知り合いで、実際に会ったのはこの時が初めてだった。
「おなかすいとるでしょ。ラーメンばたべいきましょう。」といって連れて行ってくれたラーメン屋さん
すげぇこってり!!でも替え玉までして完食した。うまかった。
熊本の街中まで行って、今回私がAIRBNBという民泊マッチングサイトでみつけた、お部屋。1泊5000円。これが大当たりで。今後AIRBNBは多用しようと思った。
なんといっても洗濯機が付いているのがうれしい。ギを洗って持って帰れる。
さて、初日のスケジュールは、これから一番被害の大きかった益城町の視察と、夜はTATORU(タトル)での出げいこですが、とりあえずあとで。
つづく
- 2016.05.23 Monday
- 取材
- 17:32
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- by 藤原