第一回 世界のオシャレ柔術着特集 前編
オッサン:最近の柔術着って、なんかオシャレやない?
最近の道着はおしゃれだね。
オッサン:でも高くて買えなくない?
1着3万とかするやつばかりだからね。
オッサン:なんかしょっちゅう買ってる人いない?
いるね。売るほうも、そういう戦略みたいだよ。限定品ばっかり出すし。
というわけで、今日は、2016年世界のオシャレ柔術着特集です。
最近の柔術着はここ数年で、おしゃれなものがぐっと増えた。これは、昔は柔術着はブラジル産のダサいデザインが多かったのが、だんだんとアメリカの、ファッショナブルなデザインが増えてきたのがその原因だろう。アメリカではjiu-jitsuはサーファーとかスケーターみたいな感じのオシャレなスポーツの一種として扱われている。そういうのはよくある話だ。アメリカにわたるとラーメンもオシャレな食べ物に変身する。そう。
最近の柔術着は機能性だけでなく、ファッション性も追求できる、大人のアイテムなのだ。
特にアメリカではもともとサーファー系のブランドが多い西海岸で柔術が流行っているので、サーファーっぽいデザインのものが流行っている。その代表格というのが、このshoyorollだ。
shoyoroll(ショヨロール)
ひゅ〜!!おっしゃれーー!!もうね。写真が違う。なんか薄暗い。
shoyorollといえば、このサヤエンドウのようなトレードマークが有名。
shoyorollのHPにいくとわかるんだけど、カタログがないんですよ。もう出す道着、出す道着売り切れるから。在庫がない。常に予約販売で完売しちゃうそうです。すごいですよね。それってブランディングがうまくいってるんですよ。かっこいい道着なんて別にほかにもいろいろあると思うんですが、shoyorollはいち早く、オシャレなイメージを打ち出して、メンデスとかミヤオみたいな強い選手に新作を着せて、売り切ったら同じデザインは二度と出さない。というコレクター心をくすぐる戦略でやってるわけですよ。今それを見習ってほかの振興メーカーもやろうとしているみたいですが、ちょっと引き離されてますよね。
私は買ったことがないので、詳しくはわからないんですが、いつも発売前に、こういうデザイン画が出回って予約を募るんですよね。だから、みんな現物を見ずに買っているんですよ。すごい人気です。
またshoyorollはこういう形の丸いパッチを流行らせたと、思います。(たぶん)
ただ、これね。よくある縫い付けるパッチじゃないんですよ。熱で圧着させるやつ。
まだ国内ブランドで圧着パッチつけてるところ見たことないので、今後に期待ですね。割とそういうところで差がつくんですよ。
最近はこういうのも出してるんですね。いかついなぁ。
他にも以下のようなこだわりがあるとか。
これまで、柔術のキモノはA0からA3の四段階のサイズが一般的とされていました。そんなアバウトなサイズ分けに満足できなかった私たちは、様々な体型の人達にフィットするキモノを追求したことが SHOYOROLL の始まりでした。中間のサイズ展開やワイズ違いの細かいパターンを細かに考案し全16パターンの細かなサイズ展開のキモノメーカーをスタートさせました。また、SHOYOROLL の拠点となるカリフォルニアでは、柔術はサーフィンやスケートボードなどのスポーツ、ストリートカルチャーとして浸透しています。機能性だけではなく、そのデザインにも妥協しません。世界的なファッションフォトグラファーのテリー リチャードソンや、ビヨンセやファレル ウィリアムスの衣装を担当するLAチェーン ギャングなど、様々なジャンルで活躍するアーティスト達とのコラボレーションモデルを展開しています。またキモノを優先的に購入できる有料会員GUMAは本国アメリカでは、現在数千人のウエィティングがある状況です。
SHOYOROLLは柔術用ユニフォームとアパレルを高品質で提供できるよう常に目指しています。私たちは現状に満足する事なく創造性と着心地をこれからも追求していきます。
shoyoroll japanのHPより。しっかり日本語のHPも作ってるところがやる気を感じます。新作を予約するには、メルマガに登録しなきゃいけないみたいですね。
ショヨロールは誰が着てもオシャレ!!・・・・・・・・・・・・・・・え?
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で次に紹介するのは柔術界のカルバン・クラインこと
コントラクト・キラー
このブランドもアメリカだと思います。
このブランドも、漢字使いがちですね。オシャレか?といわれたら、ギリかな。とおもいますけど。
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で、次に紹介するのはこれですね。ところかわって、イギリスのブランド
SCRAMBLE(スクランブル)
ここも結構、奇抜でかっこいいデザインを出しますね。
これはちょっと前にでて一世を風靡しましたけれど、かなり奇抜ですよね。スクランブルの社長は大の日本好きなので、日本語があしらっていたり、日本のファイターとコラボしたり。最近だと我がトライフォースともコラボTシャツやらも出しました。
これも超クール。
アメリカ人とはまたセンスが違いますよね。これ下手したらデコトラ系のグラフィックなのに、オシャレにまとめている。
新作のアスリート2ってのは逆にシンプルに攻めてきましたね。内側がどうなっているのか気になる。
ゴッドファーザーの刺繍をあしらったゴッドファーザーキモノ。
寿司をあしらった寿司スパッツ。斬新です。これ履いて戦う人って逆にかっこいい。
と、まぁスクランブルは本当オシャレです。ただ、手に入れるのがちょっと難しいですね。ここもすぐ売り切れるのでマメにブルテリアチェックするか、世界のSAWADA氏が日本の代理店をやっているので、彼に問い合わせてください。ただしスクランブルは高いぞ!!
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モヤブランド
これもたぶんカリフォルニアのブランドですね。サーファー系です。
グラサン!!このデザインかっこいい。買おうか迷いました。モヤブランドはクワイエット・ウォリアーズかブルテリアで買えますね。ここは本当アメリカっぽい。
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- 2016.04.12 Tuesday
- オッサンの柔術はじめの一歩
- 22:12
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- by 藤原